She サイドストーリー
仙台東口法律事務所 事務員です。
今日は日差しが強いですね。

 

暑い日でも安心、当事務所のイメージカラーは涼しげなです。

 

かつてドイツの詩人ゲーテは、楽器の音を色で表現したそうです。
例えばチェロは藍色、バイオリンは群青色、トランペットは赤。
流れとしてはバイオリンの小咄が良いのだと思いますが、
今日はチェロの話をします。

 

チェロはバイオリンと同族(ヴァイオリン属)の弦楽器で、
構造はバイオリンやヴィオラとほぼ同じですが、
長さはバイオリンの約2倍、厚さは約3倍と大型です。

本体に比例して弓も長くなるのかと思いきやそうではなく、
バイオリンの弓よりもチェロの弓のほうが4cmほど短いです。
これは、楽器が大型になればなるほど弾く際には強い圧力が必要で、
仮にチェロや更に大型のコントラバスの弓が長かったとしても、
弓の先に力が入らないからです。

 

チェロはその大きさゆえにバイオリンやヴィオラのように
顎で挟んでの演奏が困難なため、
エンドピン(床に突き立てて楽器を支える金属製の棒)を床に立てて演奏をします。

エンドピンで楽器を支えるという方法は19世紀後半、
日本にペリーが来航したりエジプトでスエズ運河が開通したりした頃になってから
一般化したもので、
それ以前は、ヴィオラ・ダ・ガンバのように両膝に挟んで弾いていたそうです。

このエンドピンは単に楽器を支えるだけではなく、
音の振動を床に伝えて響きを増幅させるという働きがあります。
例えば耳の不自由な方の前で演奏する場合、
エンドピンを使用するチェロの音は、
耳では聴こえないけれど床を通じた振動で音が伝わるのだそうです。

 

最後にチェロの素材についてですが、
楽器本体の表面はスプルース等のマツ科の木材、裏板や側板はメイプル、
指板には黒壇を主に使用しています。
また、弓の毛は馬のしっぽ、棹の保護や指の滑り止めの役割を持つサムグリップには、
牛皮、山羊皮、トカゲ皮、珍しいところではワニ皮等が用いられます。
様々な動植物のお世話になっています。

 

これからますます暑い日が続きますが、環境は大切に。

 

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