Archive for the ‘債務’ Category

東北地銀カードローン審査厳格化へ

2017-11-26

弁護士の工藤です。

2017年6月8日の記事で、銀行カードローンの記事を記載しましたが、先日、河北新報に東北地銀のカードローン見直し進むとの記事が掲載されていましたのでご紹介します。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171123_72014.html

全国銀行協会は各銀行に対し、「個人の年収に対する借入額の比率を3分の1以内にする」「50万円超の貸し出し審査には年収証明書が必要」などと具体的な留意点を示していたところ、東北の地方銀行と第二地銀が、その要請を踏まえ、審査の厳格化や広告宣伝自粛などの対応に乗り出したとのことです。

昨今の破産事件では、銀行が債権者となっていることが非常に多く、銀行の高額な貸付に対し返済することができず破産するに至ったという事案が多いと実感しています。上記銀行の対応により改善がみられるかもしれませんが、それだけではなく借主が銀行カードローンの利用の際には慎重に検討したうえで行うことが求められていると思います。債務整理のご相談の中には、借入先が多数で債務額も多額となったため、銀行カードローンで債務の一本化を図ろうとしたが、カードローンの年10%を超える利息が大きな負担となり、さらに債務額が膨れ上がってしまったという例が多いです。

債務の返済のために借入れをする状況となった場合は、弁護士に債務整理の相談をされることをお勧めします。

銀行カードローンと破産事件の増加について

2017-06-08

弁護士の工藤です。

河北新報に、銀行カードローンの過剰融資により破産事件が増加しているとの記事が掲載されていました。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170604_73008.html

2010年6月に改正貸金業法が完全施行され、消費者金融の貸付を原則年収の3分の1以下に制限する「総量規制」が導入されたため、破産事件は減少を続けており、実際に、私が受任する破産事件の数も減少傾向でした。

しかし、昨年から破産事件が増えてきた印象があり、銀行の高額な貸付に対し返済することができず破産するに至ったという事案が多いと実感しています。銀行は「総量規制」の対象外で貸付額に上限がなく、年10%を超える利息で貸し付けているため、なかなか完済できず、借金の額が膨れ上がっていくことが多いです。

全国銀行協会は各銀行に対し、審査の厳格化を求めており、今後、貸付額に上限が設けられることも考えられますが、まずは、借主が銀行カードローンの利用に慎重になることが求められていると思います。

既に銀行カードローン等を利用し、その支払が困難となってしまった場合には、さらに他から借入れをして返済しようとするのではなく、弁護士に債務整理の相談をされることをお勧めします。